この度、小池裕之は2025年2月をもちまして、空晴を退団いたします。
劇団に2007年の旗揚げ公演から参加し、2025年2月までの約18年間、本当にたくさんの出来事がありました。
空晴だからこその役を充ててもらって外部のお芝居ではなかなかできないことをさせてもらえたり、お芝居以外の場所でも唯一無二のポジションを作ってくださり、たくさんの方々とも仲良くしてもらえたこと、僕の人生の中でこれほど濃密な時間はありませんでした。
劇団は僕にとっても何よりも大切な存在でした。
大切でありながらも、年齢を重ねるにつれて様々な考え方が生まれて、劇団があったからこそ甘えていたところや依存していたところがあったのではないかと思い返すこともあって、「自分一人でやってみたい」という気持ちがどんどん芽生えていき退団を決意しました。
今後も演劇の世界に関わり続けていきたいと考えておりますが、別の形で新たな挑戦をしていく所存です。
支えてくださったゲスト・スタッフの皆様、劇団員、そして応援してくださった皆様に、感謝の気持ちでいっぱいです。
これまで本当にありがとうございました。
小池裕之
旗揚げメンバーの退団です。とても寂しく残念です。彼がいたからできた作品や思い出もたくさんあります。
そして、そう思ってくださる、お客さまや関係者の皆さま、お世話になった方々の顔も浮かびました。
去年10月に聞き、劇団としても最大限の留意をしましたが、本日の発表となりました。
これまで小池のいた空晴を応援くださった方、好きでいてくださった方、本当にごめんなさい。そして、ありがとうございました。
メンバーは少なくなりました。
舞台でお会いするメンバーは更に少ないですが、進んでまいります。
どうぞ、これからもよろしくお願いします。
空晴座長 岡部尚子